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【トピックス&トレーラー】ホラーかわら版 4/7週 日本のコマーシャルにも登場していた「ツイン・ピークス」のあの女優が登場!?

  • 執筆者の写真: 黒野でみを
    黒野でみを
  • 4月13日
  • 読了時間: 12分




いや~カープも連勝、「なんていい春だっ!?」と気持ちがウキウキしてくる今日この頃でありますなぁ…って、こんな調子でカープは昨年、「悪夢の9月」を迎えたので(笑)、どうかそのことを忘れず気を引き締めて次の試合に向かっていってもらいたいところであります。


さて、いつもおカタい話ばかりに傾きがちなので、たまには我が身に起きた「メチャクチャ」笑える(?)取材エピソードを披露しましょう。といっても、この話はわりに方々で話しているネタなのですが…


話の発端は、本日のトピックスにも名が乗っているノーマン・リーダス…ではなく、『ウォーキング・デッド』で彼と共演したマイケル・ルーカ―という役者。あのドラマを見た人なら多分ご存知でしょう。そう、あの「片手を落としてその先にナイフ付けちゃった人」ね…


約10年ほど前に東京で「ハリウッド・コンベンション」なるイベントが行われました。わりにアメリカではファン・ミーティング的なイベントが頻繁に行われ、まさに「逢いに行けるスター俳優」みたいなの(?)がたくさんあるんですが、そんなイベントを日本でも!という趣旨で行われたのがこの催しであったわけです。


その時のウェルカム・ミーティング時の動画がこれ。で、この中では彼が『「合気道」の技で屈強な男どもを投げ飛ばす』的な催しが行われているのですが、この二人のうちの一人が私。敢えてどちらとは言いませんが…


まあ「空気を読んで投げ飛ばされてやったぜ」って感じではなく、マジで強ぇ人であったのです。ただ動画に映っていないところで、実はこんな顛末がありまして…


まずミーティングの前に事前確認。プロモーターの係員が「今回はこのステージの中で、マイケルさんの合気道の技を披露していただくという催しがありますので、記者の方どなたか協力していただきたいのですが…」とコメント、私はわりに体がゴツイほうなので、その瞬間にもうピピッ!と嫌な予感しかせず、イベントではその予感がそのまま現実になったわけです(笑)。


イベントもクライマックス、とうとうその時がやってくると、司会の人が「ではマイケルさん、その技を披露するために協力していただく方を指名していただきますか?」と尋ねると、もう彼は「とっくに目星をつけていたゼ!」みたいな顔しながら、


「う~ん、えっとぉ~…じゃあYou!


とすんげ~わざとらしい茶番を披露したあとでズバッと私を指名!


やっぱし…私があっけにとられた一方で、司会の方が気を利かせてくれたのか「あ、彼は記者さんですから、写真を撮ってもらわないと…」と言ってくれて。ああ、でもここは忖度だな、と私は「ああ…いいですよもう…」と諦めて言うとマイケルさん、


「ん?いいの?んじゃあ~え~っと、ん~やっぱりYou!それとそっちのYouね!」


とまたもクッソわざとらしい茶番を披露。私は「このヤロー…」と心の中でつぶやきつつ、反面てめえ面白れ―じゃねえかと、見事に投げ飛ばされてやったわけでありました。


残念ながら自分の取材したメディアでこの顛末は書けませんでしたが、こうして見事にネタになったのは、記者冥利につきるかな、と(笑)。


一方でそれはさておき、こういったイベントは今日本ではどうか…トランプ氏の関税問題が騒がれている現在、海外の人が日本に来るのにやはり何らかの影響も出てきそうだな~という気もする現在、今後は難しくなるかもしれませんね。今回のニュース、イザベル・ファーマンのトピックスでも記しているように、アメリカではファンが俳優・女優と対面するという機会はわりに多くあるようです。


そういえば近日公開された『スマイル2』でも、(主人公は歌手でしたが)ファン・ミーティングのシーンがありましたね。AKB48が「逢いに行けるアイドル」なんて触れ込みで社会現象を起こしたときがありましたが、実は海外ではあれが当たり前に行われているケースも結構あるんだな…と改めて思います。


一方で、こういうことが積極的に行える状況、反対に難しいことであるとして制限を設けるケースと、世界が複雑な状況にあるんだなぁ、などとボヤっとしたながら考えていたわけでありました。(なんとも締まらない与太話、すみません…)

そして今回のかわら版。トピックスはゲームクリエイターの小島秀夫が発表したゲームの映画化情報、イザベル・ファーマン&ウィル・スミスにまつわるトピックス、さらにホラー映画の金字塔『シャイニング』にまつわる「発見」話など、なかなかにマニアックな話が並んでおります!


トレーラーは話題の『プレデター』アニメ作品、「The Breed」リメイク、オーストラリアのホラー、そしてドキュメンタリーという四作。少なめの紹介ですが、「The Breed」はスティーブン・キング原作の映画『クジョー』にインスパイアされたような作品でもあり、ちょっとコメディータッチながらに面白そうな内容。


ドキュメンタリーはあの『ツイン・ピークス』に登場した異質キャラ・ログレディーを演じた女性にまつわる話。そういえばあの人、日本のコマーシャルにも出てましたよね。カイル・マクラクランがコーヒーか何かを飲んでいるそばで、丸太を抱いた女性が毎回「It’s true.」と返答するという…あの存在感、かなり異質ではありましたね。また『ツイン・ピークス』見るかな…


1. 4/7週の「ホラー映画」トピックス



今回のトピックス一つ目は、小島秀夫のコジマプロダクションが発表したゲーム『Death Stranding』の、A24による映画化について、マイケル・サーノスキー( 『Death of Robin Hood』、『A Quiet Place: Day One』、『Pig』 ) が映画化の脚本と監督を務めることが発表されました。


この発表はビデオゲームの続編『Death Stranding 2』が6月26日の発売に向けて準備を進めている中で行われたもの。ゲームのタイトル『Death Stranding』は「生と死の世界の境界を曖昧にし、崩壊寸前の断片化された世界に悪夢のような怪物を生み出した一連の壊滅的な出来事」を指しており、この映画によるリメイク版は、「デス・ストランディング」を取り巻く謎に迫るものといわれています。


ゲームのキャストには『ウォーキング・デッド』シリーズの ノーマン・リーダスをはじめ マッツ・ミケルセン、 レア・セドゥ、 ギレルモ・デル・トロ、マーガレット・クアリーといった豪華キャストが集結。果たして実写版では?出演者にもかなり期待できるものといえるでしょう。

続いてはあの『エスター』シリーズについて。「Bloody Disgusting」の記者ジェイソン・ジェンキンスがフロリダ・タンパのSpookalaというファン・ミーティング・イベントにてシリーズで主演を務めたイザベル・ファーマンと対面、『エスター』シリーズ最新作について語ったというトピックスです。


ジェンキンスの問いに対してファーマンは、新作は脚本が既に書き上げられており、今作ではさらに「ワイルドでクレイジー」な展開が待っていると語ったといいます。また好評を博した前作が落ち着いたストーリー展開だったため、2作目の制作には多少の不安があったものの、ファンの反響に刺激を受けてクリエイティブチームが続編制作を決意したと付け加えたそうです。


さらにジェンキンスは「新作は『ファースト・キル』のような前日譚になるのか?それともオリジナルの続編になるのか?」と尋ねたところ、彼女は「両方」と返答、さらに「間のある続編」という表現も使ったといいます。果たしてこの「間のある続編」という表現、どのような物語で描かれるのでしょうか…?

続いては、今年で公開45周年を迎えるスタンリー・キューブリック監督の映画『シャイニング』について。映画の最後に大きく映し出される、オーバールック・ホテルで1921年7月4日の舞踏会で撮影された写真のオリジナルソースが、ゲッティイメージズのハルトン・アーカイブで発見されたというトピックスです。


ウィンチェスター大学の元学者アラスデア・スパーク氏は、ゲッティのインスタグラムで、オリジナルのガラス板ネガからの写真の新しいスキャンとともに、自身の調査の詳細を投稿しました。


『シャイニング』のラストシーンの写真に写る正体不明の男性が、ロンドンの社交ダンサー、サントス・カザーニであることが顔認識ソフトウェアによって確認されたことを受け、この写真は1921年2月14日にケンジントンのロイヤル・パレス・ホテル、エンプレス・ルームで開催されたバレンタインデーの舞踏会で、トピカル通信社が撮影した3枚のうちの1枚であり、写真中央にいるジャック・ニコルソンの部分以外は合成ではない実物の写真であることが明らかになったといいます。


まあ…これはとにかく「よく探し出したなぁ…」と驚かずにはいられないものでありますが…


4つ目はウィル・スミスが最近Drink Champsポッドキャストに出演した際のトピックス。待望の『アイ・アム・レジェンド』続編に関する興味深い詳細を明らかにしました。


前作の後、脚本家のアキヴァ・ゴールズマンが、スミスの演じるロバート・ネヴィルが生き残る2007年の映画の別の結末を基に続編を作ることを提案したといいます。物語は前作より数十年後の世界。マイケル・B・ジョーダン演じるキャラクターはコネチカット州にある新しい入植地の長で、ネヴィルの私の息子ではないという役柄。


一方、全作の試写会で観客は、映画の原作となったリチャード・マシスンの1954年の小説に忠実なオリジナルの結末にあまり反応しなかったといいます。スミスは以下のように前作を振り返ります。


「映画公開の6週間前、実際に映画で私のキャラクターが死ぬエンディングを撮り直さなければならなかったんです。観客に嫌われたのでそのまま残しましたが、もともとやりたかったのはそういう(ネヴィルが死ぬ)シーンだったんです。特殊効果とかいろいろ盛り込んでいたから、800万ドルくらいかかったエンディングでしたが、それがボツになったんです」


ヒット作にまつわる「エンディングをどうするかでモメた」話はよくあるもの。このトピックスで「あ、やっぱりネヴィルは生きているのか…」と改めて理解しましたが(笑)、果たして続編、いつになるのやら…

そして今回最後は『グレムリン』『ビートルジュース』というビッグタイトルについて。「Deadline」の報道によると、ワーナー・ブラザースの CEO マイク・デ・ルカとパム・アブディがスタジオで進行中のいくつかの新プロジェクトについて語っており、その過程で『グレムリン』映画シリーズの最新作が予定されていることが確認されたとのこと。


さらに昨年ティム・バートン監督のフランチャイズ復帰作『ビートルジュース』の続編が製作中であることも認めた様子であることを述べています。


『グレムリン』はもともとフランチャイズ化必至という感じの作品だっただけにようやく続編の頭状花という感じでありますが、長い年月を経ただけにこの期間をどのようなストーリーで埋めるのか?


一方、『ビートルジュース』は『ビートルジュース ビートルジュース』が昨年公開されたばかりなので、そこまでの大きな壁は無いようにも思えますが…どちらにしても、どう新たな展開を見せるのかは、要注目というところでしょうかねぇ…

引用:


A24の『デス・ストランディング』映画化作品に『クワイエット・プレイス 1日目』の監督が脚本・監督として参加(2025/4/7)


イザベル・ファーマン、『Orphan 3』を予告「よりワイルドでクレイジーに」【独占】(2025/4/7)


『シャイニング』のエンディングで使われたオリジナルストック写真が発見される(2025/4/7)


ウィル・スミス、『アイ・アム・レジェンド』続編でマイケル・B・ジョーダンが演じるキャラクターに関する新たな詳細を明かす(2025/4/8)


ワーナー・ブラザースが『グレムリン』新作と『ビートルジュース』続編を発表(2025/4/11)


2. 4/7週発表の新作「ホラー映画」トレーラー


Predator: Killer of Killers

2025年6月6日よりHuluにて独占配信

監督:ダン・トラクテンバーグ、ジョシュ・ワッサン

出演(声の出演):リンジー・ラヴァンチー、ルイス・オザワ、リック・ゴンザレス、マイケル・ビーンほか

概要、あらすじ:

ヤウジャ族の戦士たちが世界史を通して人間を狩る姿を描いた3部作のアニメーションアンソロジー


(From 「Bloody Disgusting」2025/4/8)


『A Breed Apart』

2025年5月16日より劇場とオンデマンドで公開

監督:グリフ・ファースト、ネイサン・ファースト

出演:ヴァージニア・ガードナー、グレース・キャロライン・カーリー、ペイジ・ケネディ、ヘイデン・パネッティーアもリール・ダウンズ、ザック・スタイナー、トロイ・ジェンティールほか

概要、あらすじ:

2006年に公開されたウェス・クレイヴン製作アニマル・パニック映画『ファイナル・デッド(英題:The Breed)』のリメイク版。


「世界で最も有名なソーシャルインフルエンサーたちからプライベートアイランドへの招待を受けたヴァイオレットは、比類なきバイラルな週末を期待する。


ところが、ゲストたちは島に伝わる伝説の人食い犬を、怪物の餌食になる前に捕まえるために互いに競い合うことになる。


ヴァイオレットはやがて、自らが主人公の恐ろしいリアリティショーの一部となる。」


(From 「Bloody Disgusting」2025/4/9)

The Moogai

2025年5月9日より劇場公開とデジタル配信で公開

監督:ジョン・ベル

出演:シャリ・セベンス、メイン・ワイアット、テッサ・ローズ、クラレンス・ライアン、トビー・レナード・ムーア、ベラ・ヒースコートほか

概要、あらすじ:

脚本・監督の ジョン・ベルが 2020年に制作した同名の短編映画を基に作り上げた長編デビュー作。


「希望に満ちた若いアボリジニ夫婦、サラとファーガスは二人目の赤ちゃんを出産する。


しかしある日サラが赤ちゃんを連れ去ろうとしているという邪悪な霊を見始めたことで、人生における喜びに満ちたはずの日々は、不吉な翳りを見せる。


見えないながらに必死に彼女を信じたいファーガスは、彼女の精神状態が悪化するにつれて不安を募らせる。


子供を誘拐する霊は実在するのか?あるいは家族の安全にとって最大の脅威なのか?」


(From 「Bloody Disgusting」2025/4/10)


『I Know Catherine, The Log Lady』

4月17日にアメリカン・シネマテーク主催の「This is Not a Fiction Film Festival」でハリウッドプレミア上映、今夏デジタル配信開始予定

監督:リチャード・グリーン

出演:デヴィッド・リンチ、カイル・マクラクラン、マーク・フロスト、キミー・ロバートソン、グレース・ザブリスキー、ロバート・シェンカン、リサ・ルーマー、ビル・ラウチ、マイケル・ホース、ダナ・アシュブルック、ミンディ・アルパーほか

概要、あらすじ:

「ツイン・ピークス」の謎めいた登場人物ログ・レディを演じた役者として知られている故キャサリン・E・コールソンの生涯と最後の演技を記録した作品。


(From 「Bloody Disgusting」2025/4/11)




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