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【トレーラー】ホラーかわら版 6/23週 「ゾンビ麻薬」の話からタイ発ゾンビ映画、「タイではムエタイ選手がゾンビとバトル」!?ダジャレの奥に見える秀作満載(笑)

  • 執筆者の写真: 黒野でみを
    黒野でみを
  • 7月1日
  • 読了時間: 10分

 アッという間に梅雨、明けましたな。昼間の陽気が異常なほどに強い状況で、ここのところかなりヘバっている状況ですが、皆さんは元気でお過ごしでしょうか?くれぐれも体調にはお気をつけて…というのは当然ですが、この時期だからこそ強い気力で暴れまわりたい、もちろん正しい方向に向けてということですが…ん?よくわからない表現になってしまいましたな(笑)。要は元気に活動すべき時期でもあり、そのために積極的に体を動かしたいとも思う時期でありますな、という思いであります。

一方で、最近気になっているのが、数日前に報道された「ゾンビ麻薬」。実名フェンタニルという、基本的にはがん患者の鎮痛薬として使用される薬ですが、これが近年世界で大問題となっている話題であります。

恥ずかしながらこういった問題がある、こんな麻薬が巷で流れているという話があるという事実自体を知らなかったのですが、なんとも恐ろしい話であります。しかもある意味、世界的には「安全」とされる日本が一つの拠点とは…


一方で、テレビでこのニュースを見ていると、まさに「ホラー映画」のあのゾンビ的光景が。これはまた改めてビックリ。しかもこの人たち、ある意味「自分から進んで」ゾンビになったわけで、この傾向にもちょっと考えさせられるところがあります。


ジョージ・A・ロメロが描いた『ドーン・オブ・ザ・デッド』の世界では、自分から進んでゾンビになろうとする人間なんて皆無で、時代的にもまだ自意識を持って時代を暴れたい(?)というのが人々の最も強い意志だったのではないか、という気もします。


一方で近年、こうして自分から「ゾンビ」になろうとする、自身の意識を放棄しようとする意向が出てきたという社会に、非常に恐ろしさを感じられるところです。麻薬の効果で快楽を得たい、という気持ちの一方で、絶望的な社会で「生きていたくない」という自殺願望にも似た人々の意志は、ある意味広がっているのではないか…こうした問題には、常に強い意志を持って注視していきたいところであります。

さて、今回のかわら版。今日もトレーラー大放出、トピックスは改めてSNSなどでお知らせします。


注目はあの「おディーン様」ことディーン・フジオカ主演のモンスター・ホラー。これ、日本でも早く公開されないかなと期待してはいるところですが…またタイのゾンビ映画がNetflixに登場!これも要注目です。そのほかあの『ブロブ』を手がけたチャック・ラッセルの新作、『ラ・バンバ』で脚光を浴びたルー・ダイアモンド・フィリップスが殺人鬼役を務めるというサスペンス、「コカインに狂うサメ」!?「ETの再来」!?とファンタスティックな新作のオンパレード。もちろん正統派スリラーもこれでもか!と言わんばかりに爆誕!であります。

1. 6/23週発表の新作「ホラー映画」トレーラー


『Ziam』

2025年7月9日にNetflixで初公開

監督:クルプ・カルジャルク

出演:マーク=プリン・スパラート、ニーチャー=ヌッタニチャ・ドゥングワッタナワニッチ、ベイラ=ワンヴァイラ・ブーンニティパイシット、ジョニー・アンフォン、ピマダ・ボルリルクスパコーン、ジェイソン・ヤングほか

概要、あらすじ:Netflixタイ初のアクションゾンビ映画。映画のタイトルはタイの歴史的な国名「シャム」に由来しているが、頭文字にゾンビの「Z」が付けられている。


「食糧不足に苦しむ世界で、一人のムエタイボクサーがある病院内で発生したゾンビと戦い、恋人を死の淵から救う」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/27)

『Together』

2025年7月30日より劇場公開

監督:マイケル・シャンクス

出演:アリソン・ブリー、デイヴ・フランコ、デイモン・ヘリマン、サニー・S・ワリア、ジャック・ケニー、ミア・モリッシーほか

概要、あらすじ:


「交際を始めて数年、ティムとミリーは田舎へ引っ越し、互い以外の生活のすべてを捨てるという岐路に立たされる。

緊張が高まる中、謎めいた異形の敵との悪夢のような遭遇は二人の人生、愛、そして肉体を蝕む危機に追い込んでいく」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/27)

『Great White Waters』

2025年7月4日にストリーミングプラットフォームで初公開

監督:アンソニー・C・フェランテ

出演:アンジェラ・コール、ジョニー・レイミー、スティーブ・ハンクス、アシュトン・リー、ヘクター・ベセラほか

概要、あらすじ:コカインがサメの摂食狂乱を誘発という奇想天外な題材で描いたアクション、フェランテは2022年にトゥビが制作したオリジナル作品『ブラインド・ウォーターズ』で、カップルをサメに閉じ込めるという設定を描いている。フェランテは『シャークネード』 シリーズの最初の5作も手掛けている。


「フロリダ沖で麻薬カルテルの何百万本ものコカインが行方不明になり、その隠し場所を狙う者には凶暴なサメが襲いかかり、捜索は過酷なものとなる」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/27)

『Monster Island (Orang Ikan)』

2025年7月25日より北米、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドで公開

監督:マイク・ウィルアン

出演:ディーン・フジオカ、カラム・ウッドハウスほか

概要、あらすじ:第37回東京国際映画祭出品のモンスター・ホラー映画。


「連合軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けた日本兵とイギリス人捕虜が無人島に漂着する。

そして彼らは、まもなく獰猛な神話上の生き物、オラン・イカンに追われていることに気づく。」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/26)

『Bugonia』

2025年10月31日に劇場公開

監督:ヨルゴス・ランティモス

出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、エイダン・デルビス、スタブロス・ハルキアス、アリシア ・シルヴァーストーンほか

概要、あらすじ:チャン・ジュンファン脚本・監督による、型破りなブラックコメディSF作品『緑の惑星を救え!』(2003年公開)の英語リメイク版。


「陰謀論に取り憑かれた2人の若者が、大企業の有力CEOを誘拐し、彼女が地球を破壊しようとしている宇宙人だと確信するが…」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/26)

『Swipe』

近日公開予定

監督:ショーン・ウェイレン

出演:エレイン・ヘンドリックス、ハナ・メイ・リー、ドミニク・コロンバス、レイ・サンティアゴ、フィリップ・ガルシア、ブライアン・フィッツジェラルド、アレックス・リッチ、レベッカ・ケネディほか

概要、あらすじ: 冷酷な母親と口がきけない3人の娘からなる邪悪な一家から、投獄された弟を救うべく立ち上がる若い女性の物語。


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/26)

『Eden』

2025年8月22日 より劇場公開

監督:ロン・ハワード

出演:ジュード・ロウ、アナ・デ・アルマス、ヴァネッサ・カービー、ダニエル・ブリュール、シドニー・スウィーニー、ジョナサン・ティッテル、トビー・ウォレス、フェリックス・カンメラーほか

概要、あらすじ:現代社会に背を向けてガラパゴスの無人島に移住した入植者たちの実話をもとに描かれたスリラー。昨年9月にトロント国際映画祭で初公開。


「幻滅した一団のアウトサイダーたちが文明を捨て、人里離れた無人島に定住する。

彼らはそこで、過酷な気候や危険な野生動物ではない互いの脅威に気づく。

緊張が高まり、絶望が広がる中、歪んだ権力闘争が繰り広げられ、裏切り、暴力、そしてコロニーの半数の死へと繋がっていく」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/25)

『Mia』

2025年7月8日より Breaking Glass PicturesからVOD配信開始

監督:ルイス・フェラー

出演:エミリアナ・ジャスパー、シャー・モティア、ジュリー・ルシードほか

概要、あらすじ:


「精神的に問題を抱えた放浪者アーロン。彼は、世間知らずの17歳の少女エマが、長らく行方不明だった娘ミアだと確信している。

問題は、エマがアーロンに会ったことがないと言い張ることで、アーロンは確信と妄想の間で揺れ動くようになることだ。

真実を語っているのは誰?そして、真に危険なのは誰?」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/25)

『Bury Me When I’m Dead』

米国では2025年7月18日、英国では2025年7月28日にVODで公開

監督:シーボルド・クレブス

出演:デヴォン・テレル、シャーロット・ホープ、マッケンジー・リー、マイク・ヒューストン、リチャード・ベキンス、ロクサーヌ・ハートほか

概要、あらすじ:


「ヘンリーという一人の男性の人生が制御不能に陥っていく様子を描く。

キャサリンが脳腫瘍と診断されると、二人は彼女の幼少期を過ごした家を訪れ、ヘンリーは彼女を人里離れた森に埋葬することを約束する。

一方、ヘンリーは秘密を抱えていた。友人のレベッカが彼の子供を妊娠していたのだ。そのためキャサリンが突然亡くなった後、ヘンリーは約束を破り、彼女の遺体を街に返還する。

キャサリンの父親であるゲイリーの脅迫を受けながら。 キャサリンへの裏切りの重圧と、彼女の横暴な父への恐怖が、ヘンリーを窮地に追い込む。

人生が急速に崩壊していく中、次々と起こる奇妙で悲惨な出来事から、キャサリンの亡霊が復讐を企んでいると信じるようになる。

あらゆる場所に危険が潜む中、ヘンリーは自身、レベッカ、そしてまだ生まれていない子供を守るため、必死の手段に訴える。」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/25)

『Xeno』

2025年9月19日より劇場公開

監督:マシュー・ローレン・オーツ

出演:レン・シュミット、トレイ・ロマーノ、ジョシュ・クック、ポール・シュナイダー、オマリ・ハードウィックほか

概要、あらすじ:


「砂漠で偶然出会った恐ろしいエイリアンと強い絆で結ばれた十代の少女が、善と悪の本質を問う冒険へと旅立つ。

政府捜査官が迫る中、少女はエイリアンが自分が予想していた地球外生命体ではないことに気づく。

新しい友人を守るため、彼女は二人の世界の運命を変える可能性のある秘密を暴き出す 」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/25)

『Et Tu』

2025年7月25日にBuffalo 8からデジタルリリース

監督:マックス・ツァンズ

出演:ルー・ダイアモンド・フィリップス、マルコム・マクダウェル、ブレナン・キール・クック、アントワン・バーンズ、イザベラ・ブレイク=トーマス、レイチェル・アリグほか

概要、あらすじ:


「ブレントは不機嫌な演出家だ。何週間も、ひどい芝居を観続けなければならなかった。それも自分のひどい芝居を。

さらに追い打ちをかけるように、彼は妻が自分の愚かな主演俳優と浮気をしていると思い込んでいる。

ブレントにとって幸運なことに、劇場の清掃員が長年舞台のモップがけをしており、そんな彼の悩みを解決してくれるかもしれない暗い秘密を知っている。

ただし、彼が多少の血を流すことをいとわないという条件付きであったが…」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/24)

『Bone Lake』

2025年10月24日に劇場公開

監督:メルセデス・ブライス・モーガン

出演:マルコ・ピゴッシ 、マディ・ハッソン、アレックス・ロー、アンドラ・ネチタ、エリアン・レイス、クレイトン・スペンサーほか

概要、あらすじ:


「人里離れた湖畔の邸宅で過ごすロマンチックな休暇。ところがそこで、謎めいた魅力的なカップルと同居させられることで自体は一変する。

夢のような休暇がセックス、嘘、そして策略が渦巻く悪夢のような迷路へと巻き込まれ、恐ろしい秘密が明るみに出て、生き残りをかけた血みどろの戦いが始まる。」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/24)

『Witchboard』

2025年8月15日 に発売予定

監督:チャック・ラッセル

出演:マディソン・アイズマン、アーロン・ドミンゲス、アントニア・デスプラ、 チャーリー・ターハンほか

概要、あらすじ:


「呪われた遺物が復讐心に燃える魔女を解き放ち、若いカップルを憑依、誘惑、そしてオカルト的な恐怖の致命的なスパイラルに引き込む」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/24)

『Weapons』

2025年8月8日に全米の劇場およびIMAXで公開、8月には海外でも公開予定

監督:ザック・クリーガー

出演:ジョシュ・ブローリン、 ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、ベネディクト・ウォン、エイミー・マディガン、オースティン・ エイブラムス、 ケイリー・クリストファーほか

概要、あらすじ:

「同じクラスの子供が 1 人を除いて全員、同じ夜、まったく同じ時間に不思議なことに姿を消す。

そのときコミュニティは、その失踪の背後に誰が、あるいは何があるのか​​という疑問を抱くことになる」

(From 「Bloody Disgusting」2025/06/23)

『Star People』

2025年7月25日に劇場公開、 8月12日にVOD配信予定

監督:アダム・フィンバーグ

出演:キャット・カニング、マッケイブ・スライ、エディ・マルティネス、ブラッドリー・フィッシャー、アドリアナ・アルーナ・マルティネス、コナー・パオロほか

概要、あらすじ:アメリカ史上最大のUFO大量目撃事件であるフェニックス・ライト事件に着想を得て描かれたスリラー。


「『子供の頃に目撃したUFOの謎を解明できるかもしれない』

そんな情報を受け取った一人の女性写真家が、猛暑と予期せぬ来訪者に遭遇、そして彼女の執拗な答え探しが頓挫する危機に陥る」


(From 「Bloody Disgusting」2025/06/23)


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