【トレーラー 2025/2/3週公開 Part1】 悪魔、アクマはホラーのトレンド、「ファイナル・ディスティネーション」新作からディズニーホラーまで!
- 黒野でみを
- 2月13日
- 読了時間: 5分

5年ほど前に東京から実家の広島に戻ってきて、ラジオをよく聴くようになりました。
東京での生活では、今から振り返ってみると、近年の普段生活はどちらかというとインターネットの情報に依存していたな、という感じでした。テレビの情報はある程度信憑性は見込めるものの、どこか作為的で自分の気持ちを刺激してくれるようなものを感じられず、どうしてもPCやスマホばかりを見てしまう毎日でした。
ところが広島に帰り、とあるきっかけでラジオを聴いて愕然。「こんな世界があったのか!?」と、当初はかなり引き込まれた覚えがあります。
まあ地方エリアだから、という要因があるのかもしれません。数十年ぶりに帰郷した私は、その頃なんだか全く知らない他の土地を訪れた気分でソワソワしていたものの、ラジオ自体が地域に根付いている雰囲気もあって、落ち着かない自分の気持ちを抑えてくれたような気持ちでもあります。
テレビやインターネットは、ラジオというメディアから一気に飛躍し広いエリアをカバーする情報網で発展してきましたが、改めて考えると「じゃあラジオなんて、もう古いじゃん?」と消えゆく存在とはならず、前述のメディアとは違うよさがあると改めて感じました。
みなさんも機会があれば、是非聴いてみてはいかがでしょう?新たな発見や新鮮な気持ちを味わえるかもしれません。
一つオススメ。最近はradikoなどでスマホやPCからラジオを聴くこともできますが、できればラジオは旧式機器、「電波を受信する」形式のもので聴くのがいい!と個人的には思っています。これだとサウンド的にはどちらかというとローファイなのですが、逆にパーソナリティーの声がしっかり抜けてくるので、非常に聴きやすいので。
今回はまず韓国エクソシストホラー『プリースト』のスピンオフと、「ん?バットマン?」的な『Reflection in a Dead Diamond』。悪魔、悪魔祓い…これも近年のホラートレンドなのでしょうか。ちょっと興味深いところであります。
さらに『ファイナル・デスティネーション』シリーズの最新作。果たして運命とやらは何人こうやって人を殺して怖がらせれば気が済むのでしょうか(笑)。更にディズニー・ホラーと「老人ホーム」サスペンス(!?)という変化球ワザ。なかなかバラエティーに飛んだ布陣であります。
『The Rule of Jenny Pen』2025年2月3日
2025年3月7日 より劇場公開
監督:ジェームズ・アシュクロフト
出演:ジョン・リスゴー、ジェフリー・ラッシュほか
概要、あらすじ:
昨年スティーブン・キングによって「今年見た映画の中で最高の作品の一つ」と評された、ShudderとIFCフィルムズによるサスペンス。
「傲慢な裁判官ステファン・モーテンセン(ラッシュ)は、致命的な脳卒中を起こし、半身不随となり老人ホームに閉じ込められる。
職員に反抗し、友好的なルームメイトと距離を置くモーテンセンは、やがて一見温厚そうな住人デイブ・クリーリー(リスゴー)と衝突する。
クリーリーは「ジェニー・ペンのルール」と呼ばれるサディスティックなゲームで密かに施設を恐怖に陥れ、認知症人形を残酷な道具として振り回す。子供じみたいじめから始まったこの出来事は、たちまちはるかに邪悪で不穏な事件へとエスカレートする。
そんな職員へモーテンセンは嘆願をするが、聞き入れられない。かくしてモーテンセンはクリーリーの恐怖政治に終止符を打つことを決意する……。」
『Final Destination: Bloodlines』2025年2月3日
2025年2月11日より配信開始
監督: ザック・リポフスキー、アダム・スタイン
出演:ケイトリン・サンタ・フアナ、テオ・ブリオネス、リチャード・ハーモン、オーウェン・パトリック・ ジョイナー、リア・キルステッド、アンナ・ローア、ブレック・バッシンジャー、(故)トニー・トッドほか
概要、あらすじ:
人気フランチャイズホラーの第6作。
暴力的な悪夢が繰り返し起こることに悩まされている大学生のステファニーは、悪夢の悪循環を断ち切り、家族全員を必ず待ち受ける恐ろしい破滅から救ってくれるかもしれない一人の人物を探し出すために家に戻るが……。
『Reflection in a Dead Diamond』2025年2月3日
2月下旬に「第75回ベルリン国際映画祭」の競争部門で世界初公開される予定
監督:エレーヌ・カテ、ブルーノ・フォルザーニ
出演:ファビオ・テスティ、ヤニック・レニエ、コーエン・デ・ボウ、マリア・デ・メデイロス、ティ・マイ・グエンほか
概要、あらすじ:
隣の部屋に住む謎の女性が失踪する。
これを期にコート・ダジュールの高級ホテルに住む70歳の元スパイは、映画製作、記憶、狂気が衝突する怪しげな過去の悪魔、寵児たちと対峙する。
『I Heart Willie』2025年2月3日
2025年2月26日全米にて一晩だけの限定公開
監督:フェラス・アルフカハ
出演:デヴィッド・ハワード・ソーントン、マヤ・ルナ、ミチョ・カマチョ、セルヒオ・ロガルト、 ダニエラ・ポラスほか
概要、あらすじ:
ディズニーのキャラクターであるミッキーマウス初のアニメ『蒸気船ウィリー』よりインスパイアされ作られたという物語。
「虐待され、孤立した少年、ウィリー。彼は突然訪れた侵入者の皮よりボディスーツを作る。
何年かの月日が流れ、彼の残酷な伝説は伝説として薄れていくが、一連の失踪事件が彼の逸話に新たな関心を呼び起こす。
そんな中、ダニエルとニコはスリル満点の夜を過ごす準備をしながら、知らないうちに命がけのゲームに足を踏み入れてしまう……。」
『Dark Nuns』2025年2月3日
2025年 2月7日より劇場公開中
監督:クォン・ヒョクジェ
出演:ソン・ヘギョ、チョン・ヨビン、イ・ジヌク、ムン・ウジンほか
概要、あらすじ:
2015年の韓国ホラー映画『プリースト』のスピンオフ作品
「強力な悪霊にとりつかれた一人の少年。
彼を救うために司祭への協力を仰ぐが、それが間に合わないことを知った二人の修道女は、教会の神聖な秩序のタブーを犯しながら、自ら危険な禁断の悪魔祓いの儀式に挑んでいく。」
記事引用
『The Rule of Jenny Pen』
『Final Destination: Bloodlines』
『Reflection in a Dead Diamond』
『I Heart Willie』
『Dark Nuns』
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