
「どのような出し方が興味を持たれるだろうか…」ホラー特化型サイトと銘打っている本サイト。ホラーというキーワードでさまざまな情報ができれば、と考え運用をスタートしたわけでありますが、未だにどんな見せ方、ネタが興味を持って見られるのか、模索中であります。
その中でもこのニュースというカテゴリ。「新たな情報があるのであれば、それをそのまま出せばいいのではないか」発想としてはそれで構わないかと考えたのですが、一つ一つ出したところでマニアックな話ばかり一つずつ出したのでは、かなりコアなホラーファンでないと読んでもらうのは厳しいだろうな、とか色々考えるところ。
未だにニュースを出すときは、どうすればいいんだろうなとちょっと悶々とした気分で記事を作り上げているのが、正直なところであります。ただ、こうしていろんなニュースに触れていて感じたのは、ホラーといえども世界は広いな、ということです。かつて日本の『呪怨』という映画が公開されたときには「世界でもこれだけ怖い映画はもう出てこないだろう」なんて思っていました。
ところが気がついてみると、いやいやなかなかこれがすごいことになっているわけでして。特に近年ふと思うのが、人間の「怖い」という感覚を、まるで哲学的にまで追求した上に作ったのでは、と思えるほどに濃く深い怖さを表した映画が続々と排出されてきているな、という感覚。かつてルチオ・フルチの『サンゲリア』やリドリー・スコットの『エイリアン』が出たときにこれこそ「恐怖」の究極と思っていたものが、「いやいや、それはこわいとはいわないぜ、こっちのほうが」「そもそもこの物語は『怖い』という感覚を追求する物語でなくて…」なんて感じで、ホラーの潮流によって曲げられているような気もして…ちょっぴり複雑であります(笑)
さて、今回のかわら版。今回もニュースも多いので二つに分けさせていただきました。注目はアリ・アスターの新作。またもA24 からの発表ですが、徐々に「ん〜これはホラー、かなぁ…」と複雑になる傾向もある彼の作品(笑)、はたして次作やいかに。
さらにザ・ウィークエンド出演のホラー映画情報、イザベル・ユペール出演の新作、さらには「猫」の怖さを描いた(?)物語、そしてあの『アナコンダ』リブート版情報。これ、動画もアリですが、ジャック・ブラックらしいなと思わず微笑んで見てしまえるアットホームなコメント動画であります!
目次
1)『Hurry Up Tomorrow』– ザ・ウィークエンドとジェナ・オルテガ主演のホラー映画

記事引用:
「Entertainment Weekly」はライオンズゲートの新作ホラー映画『ハリー・アップ・トゥモロー』が2025年5月16日 に劇場で公開されることを、初公開画像とともに報じた。メインキャストにはザ・ウィークエンドの名が挙がっている。
本作の監督は トレイ・エドワード・シュルツ。ほかにキャストとしてジェナ・オルテガ、バリー・コーガンらの名が挙がっている。
公式サイトに記載されている本作のあらすじは以下の通り。
「不眠症に悩まされているミュージシャンが、見知らぬ人との冒険に引き込まれる中で、その存在の核心が解き明かされていく……。」
2)ホリデースリラー『CATnip』は野良猫を解き放つ「大人の『グレムリン』」と評される

記事引用:
『DEADLINE』は、ジョーイ・ローレン・アダムス、チェビー・チェイス、ブルース・ダーンらがナイル・カバゾス・ガルシア脚本・監督の新作映画『CATnip』に主演する予定であると報じた。
同作は、野良猫の大群が登場するホリデースリラー。キャストにはキャストには、ジェイク・ビュージー、ジェフリー・アーレンド、ケリー・プライス、ローレライ・リンクレイター、シャーロット・カーク、ブルック・バンディ、カイリー・レヴィーン、リヴァー・ホセらの名も挙がっている。
映画製作進行のきっかけとなったKisckstarterでは、以下のようなあらすじが記載されており、「大人のための『グレムリン』」などと称されている。
「ベタンコート一家は、ニューヨーク市のプロジェクト地区からカリフォルニア州サンペドロの新興住宅地に引っ越したばかりで、新たなスタートとより良い生活を望んでいる。
しかし引っ越した途端に、彼らはまるで追放されたような感覚に陥り、期待していたほど多様な隣人からの歓迎を得られない。
クリスマスイブにはロサンゼルス港から漂う濃くて危険な霧のために誰もが屋内に閉じこもらざるを得なくなる。
そんな中、アパートの建物が血に飢えた野良の殺人猫の大群に占拠されると、事態は急速に悪化していく。そして今、家族と新たな隣人は猫たちを撃退しクリスマスの朝まで生き延びるための道を模索していく……。」
3)A24、アリ・アスターの新作映画『Eddington』を今夏公開予定

記事引用:
『Variety』は、アリ・アスター監督のA24における4作目の新作映画『Eddington』が今月ベルリンで開催される「European Film Market」に出品、A24が同映画の夏公開を目標にしていると報じている。
アスター監督が脚本も務める本作のキャストには、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、ルーク・グライムス、オースティン・バトラー、ディアドラ・オコンネル、マイケル・ワード、 クリフトン ・コリンズ・ジュニアらの名が挙がっている。
4)イザベル・ユペール、ヴァンパイア映画『The Blood Countess』でエリザベート・バートリ役を演じる

記事引用:
イザベル・ユペールが、「Europian Film Market」で販売開始予定の新作吸血鬼ミステリー映画『 The Blood Countess』で悪名高いエリザベート・バートリ伯爵夫人役で主演すると、「Variety」誌が報じた。
『The Blood Countess』は ウルリケ・オッティンガーが監督、ノーベル文学賞受賞者のエルフリーデ・イェリネクと共同で脚本を執筆している。エリザベート・バートリ伯爵夫人はハンガリーの貴族の女性で、16世紀と17世紀に何百人もの若い女性を拷問し殺害したとされており、その犯罪は非常に凶悪であったため、彼女の連続殺人行為は吸血鬼の民間伝承にまで発展している。
この映画は、エリザベート・バートリを主人公とした物語。ビルギット・ミニヒマイヤー、ラース・アイディンガー、トーマス・シューベルト、アンドレ・ユングらがユペールと共演する。物語の概要は以下の通り。
「彼女と彼女の忠実なメイドが、赤い不老不死の薬を取り戻すためにウィーン中をまわる旅に乗り出す。その秘法が記された本が吸血鬼の敵に見つかって読まれると、吸血鬼の領域が脅かされる。そして彼らのすぐ後には、ベジタリアンの甥(トーマス・シューベルト)、彼の心理療法士(ラース・アイディンガー)、2人の吸血鬼学者、警察の警部、さらにユーモラスな吸血鬼物語ら個性的な面々が続き……。」
この作品はオッティンガーがしばらく前から進めているプロジェクト。映画は昨年のカンヌ映画祭で初めて構想されており、オッティンガーのウェブサイトの中では、かつてはティルダ・スウィントンが伯爵夫人役に予定されていたことが明らかになっている。
5)映画ジャック・ブラックとポール・ラッド、『アナコンダ』リブート版の新キャストを発表
記事引用:
2025年12月25日に劇場公開予定のリブート版『アナコンダ』に出演予定のジャック・ブラックとポール・ラッドが、YouTube動画にて作品の新キャストを公開した。
ビデオでは、ジャック・ブラックが彼の音楽プロジェクト「テネイシャスD」風の曲を歌い、アナコンダのキャストを公式に発表している。
メインキャストには、 タンディウィ・ニュートン、スティーブ・ザーン、ブラジル人俳優セルトン・メロ、ダニエラ・メルキオールらの名が挙がっている。最近発表された情報では、アイオニー・スカイも出演者リストに名をつらねている。監督はトム・ゴーミカンが務める。
Comentarios