
ネット掲示板の都市伝説をもとに、独特のスリラー感、世界観を描いた映画『きさらぎ駅』の続編『きさらぎ駅 Re:』が2025年に公開されることが決定しました。
ネットの都市伝説から異様なまでの世界観を膨らませ、日本独特のホラー感を生み出して大きな話題を呼んだ本作。前作のメインキャストが続投することも発表されておりさらにパワーアップ!今回はどのような驚きを見せてくれるのか、期待大の作品であります。
作品概要

インターネット掲示板「2ちゃんねる」発の都市伝説をもとに、一人称視点の映像を交えながら描いたホラー映画の続編。
前作に引き続いて作品を手がけたのは、『真・鮫島事件』などの永江二朗。前作にも出演した本田望が本作では主演を担当、さらに前作で主演を務めた恒松祐里が本作にも出演と、前作のタッグを今作でも披露します。
監督:永江二朗監督
出演:本田望結、恒松祐里ほか
2025年製作/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2025年初夏より全国ロードショー!
前作『きさらぎ駅』のあらすじ
ネット名で「はすみ」と名乗る女性が、この世に存在しないとされる謎の駅「きさらぎ駅」を、某ローカル線で発見したという体験をネット掲示板にリアルタイムで投稿し多くの注目を集めました。
ところがそれは突然書き込みが止まり、様々な憶測を呼び現代版の「神隠し」としてネット界の都市伝説の一つとなりました。
それから十数年後。大学で民俗学を学んでいる女子大生、堤春奈は、卒業論文の題材にこの「きさらぎ駅」を選び調査、「はすみ」の正体が葉山純子という女性であると突き止め、ついには彼女と連絡を取ることに成功します。しかし……。
ここが期待ポイント!

都市伝説とされるネット上の文面以外の情報を、どのように表現するか…
前作『きさらぎ駅』は、この不確かな部分にかなり強烈な不穏感、恐怖感、サスペンス性をこれでもか、といわんばかりに盛り込み、最後に大きな謎を残して幕を閉じるという構成。映像的にもいわゆるPOVを彷彿する独特の映像視点を用い、永江二朗監督ならではの唯一無二の世界観を実現しているところに高い評価が寄せられました。
いわゆるグロテスクな描写も盛り込みながら、敢えて最小限としてミステリー的な要素、登場人物自身の心情が見る側にそのまま伝わるような物語性が秀逸で、飛び道具に頼らない日本ならではのホラー作品を作ろうとする意向も見られた前作。その独特の空気感、不穏感が続編でどのようなパワーアップを果たしているのか、まず期待せずにはいられないところでしょう。
キャストとしても、役者としてはユーティリティ・プレーヤーともいえる引き出しの多さが魅力の恒松祐里が続投、さらに近日期待の女優・本田望結も続投の上主演と、強いアピール性もあり、公開が待ち遠しいところであります
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